島原半島県立公園 「秩父が浦」
島原港から南に延びる2キロメートルの曲折に富んだ美しいこの海岸一帯を秩父が浦と呼んでいます。
古くは、柳ヶ浦といわれていましたが、秩父の宮殿下が大正14年島原においでになった折、この美しい風光を鑑賞されたのを記念して秩父が浦と改称されました。
寛政4年(1792)雲仙岳の活発な火山活動によって、島原市の背後に美しい稜線をみせている眉山が大崩壊し、大量の土砂が城下町を埋め、海中になだれこみ空前の大惨事をおこしました。
眼前に美しい姿を見せる島々がその時の名残りの九十九(つくも)島であり、眉山は今なお当時の生々しい爪あとを残しています。
秩父が浦は海の公園として親しまれ、昭和45年に島原半島県立公園に指定された景勝の地です。
基本情報
- 住所
-
長崎県島原市秩父ケ浦町丁3543-29
- 駐車料金
-
無料