2024.11.20
島原城刀剣展開催のお知らせ
松平家に伝わる宝刀
島原七万石藩主として長年幕末まで続いた「松平家」。その松平家に伝わる宝刀で、現在は長崎県指定有形文化財の島原城宝刀「神気」、「神息」が、年に一度の短い期間だけのお披露目となります。島原市へ寄贈を受けた松平家ご用達の鍛冶屋であった、赤星家に伝わる刀や島原に所縁のある刀など、計10振りを同時公開となります。
神気
鎌倉時代の作。幕府の執権「北条時頼」から招かれたこともある刀匠『粟田口国綱』作と伝わっている。長崎県指定有形文化財。
神気太刀銘
通常太刀銘は茎(なかご)の差表(さしおもて)に彫られるが、神気は反対側に天地逆で彫られている。
これは、神気を短く手直しした際、銘を残すため折り返して使用したためと言われている。
神息
豊前国宇佐の名工により大同年間に平城天皇の皇子の護身刀として作られたと伝わっているが、形状から神気と同じく鎌倉時代の刀の可能性が高い。
基本情報
- 開催日
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2024年12月1日(日)~ 2025年1月5日(日)
- 時間
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9:00 ~ 17:30(最終入館17:00)
- 場所
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島原城観光復興記念館
長崎県島原市城内1丁目1183-1 - 入館料
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- 大人:700円
- 小・中・高校生:350円
※天守閣・観光復興記念館・西望記念館、三館共通の入館料となります。