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島原市ふるさと納税特集

加工
食品

島原の手延べ素麺 A031

有限会社 北田製麺工場

原料にこだわり、じっくり熟成

島原の海の玄関口、島原外港の近くにある北田製麺工場は、明治27年(1894)に創業しました。120年以上の歴史があり、現在5代目が素麺作りを継承しています。創業100周年を迎えた平成6年(1994)から、手仕事で行う「島原手延べ素麺」の製造に力を入れました。

素麺の原料は小麦粉と塩と水です。できた麺生地を丁寧に引いては延ばしを繰り返しながら一本の素麺に仕上げていきます。麺線はとてもデリケートです。縒(よ)りをかけては引き延ばし、じっくり時間をかけて熟成させ、また伸ばしていきます。素麺が完成するまでに十数工程が必要です。

麺をこよなく愛する北田寿美(写真中央)

毎朝4時過ぎから仕事が始まります。手延べ素麺が出来上がるまで、十数工程があり、鮮度を保つためには熟練の勘と技が必要です。家族と社員が力を合わせ、とことん丹精を込めて作っています。

一日の始まりは小麦粉、塩、水をこね合わせて麺生地を作ることからです。その日の温度や湿度に応じて塩の濃度を微妙に調整していきます。

麺をこよなく愛する北田寿美(66)。「素麺作りは本当に繊細な仕事です。天候次第で麺が生き物のように変化します。だから五感を駆使していないといいものは作れません。美味しい素麺が完成した瞬間、自分が素麺と一体になるような感覚になります。」

細く長く、丁寧な延ばしが生み出すコシ

小麦粉、塩、水でよくこねた麺生地を均一に踏み広げ、ロープ状にした麺線を引き延ばして麺紐(ひも)へと、こまかくしていきます。次に麺紐をねかせてから、麺の大きさを整えます。そしてまた細く長く麺紐を延ばしていきます。細くなった麺紐に縒(よ)りをかけながら二本の棒に八の字を描くように掛けて、室箱(おも)に入れて熟成させます。

手作業で麺紐が無理なく伸びる熟成度合いを確認後、50㎝ほどに延ばします。絶妙な力加減で細く長く延ばします。丁寧な延ばしを何度も繰り返すことで、強いコシが生まれます。

愛情を込めて、とことんこだわり抜く

麺線はとてもデリケートです。小さな負荷がかかるだけで、すぐに切れてしまいます。北田寿美は熟練の技で、神経を注ぎながら麺線を2mほどに延ばしていきます。

70㎝を超す長い箸を使って麺線が密着しないように、麺一本一本に愛情を込めて、優しく箸(はし)を入れていきます。

「細い麺は、まるで生き物のようです。湿度や温度によって、すぐに変化します。だから一時も気を抜くことができません。麺の気持ちを分かってあげること、それに尽きると思います。五感を駆使して麺と一体にならないと、美味しい素麺は作れません。」

高い顧客満足度!食べるとやみつきに!

その日の温度や湿度に応じて扇風機や除湿器、温風機、換気扇などを使い、じっくり時間をかけて乾燥させています。「お客様に、ただ美味しいものを食べていただきたい。」その想いで毎日、精を出しています。

平成3年(1991)雲仙普賢岳噴火災害の頃、先代の北田清八郎が体調を崩して四年後に他界しました。「主人がいなくなり、先行き真っ暗になりました。ひとりで製造しながら営業は同時にできません。考えた末、郵便局のふるさと小包に挑戦しました。すると一度注文された方が次々にリピーターとなり、平成10年度(1998)には顧客満足度が高く評価され、ふるさと小包推奨の盾をいただきました。」

亡き主人が選び抜いた、最高の粉からなる素麺

乾燥が終わった約2mの麺を19㎝ほどに切断していきます。少し曲がったものや色味が悪い麺などを一本ずつチェックして抜いていきます。

北田製麺工場の島原手延べ素麺は、平成23年(2011)に長崎県優良特産品に認定されました。日本全国からインターネットを通じて注文が入ります。

北田寿美の麺づくりの基本は、「やはり原料だと思います。亡き主人が最高の原料を選定してくれたおかげです。素麺なら素麺に合う粉を使い、それも一つの粉だけでなく、いろんな粉をブレンドして作り上げた傑作です。原料を選び抜いてくれた主人にいつも感謝しています。」

『百本百心』~五感を駆使して麺と一体になる

箱詰めするまで徹底的に素麺を一本一本チェックします。「お客様に美味しいものを食べていただきたいから!」いつも家族と社員は、お客様の笑顔を思い浮かべながら、素麺を作っています。

「一度食べられると、皆さんリピーターになられます。本当に感謝!感謝!です。ありがたいです。亡き主人の言葉に『百本百心』という教えがあります。五感を駆使して麺の気持ちになることが大事です。麺と一体になること。外出中も麺のことが気になり、いつも帰宅すると工場へ一直線です。」

本物である証、ナチュラルカラーの麺

素麺はシンプルな食べ物です。原料は小麦粉と塩と水です。本物を味わっていただきたいから北田製麺工場の素麺は、ナチュラルカラーです。早朝4時過ぎに麺生地を作ることから始まります。できた麺生地を丁寧に引いては延ばし、引いては延ばしを繰り返しながら一本の素麺に仕上げていきます。

急いで強く引いてしまうと、すぐに切れてしまします。麺線はとてもデリケートです。縒(よ)りをかけては引き延ばし、じっくり時間をかけて熟成させ、また伸ばしていきます。約10㎝を約30~40㎝に、それを熟練の技で2mくらいにまで細く伸ばしていきます。素麺が完成するまでに十数工程が必要です。

素麺は「小麦粉、塩、水」からなる自然食品

A031 島原の手延べ素麺

島原地方の手延べ素麺は、「島原の乱」後で、370年位前からと言われています。雲仙山麓(ろく)の肥沃(ひよく)な土地に産する良質の小麦と温暖な気候に恵まれていたことから手延べ素麺の製造が始められました。

以来、その製法に研究と改良が重ねられ、島原の特産品として全国に知られています。北田製麺工場は120年以上も伝統を守ってきました。

素麺は小麦粉、塩、水をこねて、乾燥させた自然食品です。合成保存料等は一切使用していません。

島原手延べそうめん50g×57束(木箱入り)、常温、消費期限2年。
ゆで時間は1分半~2分、コシが自慢

自然食品である素麺をおいしく食べていただくには、ゆで方が大事です。たっぷりの沸騰したお湯に麺をパラパラと入れ、箸(はし)でかき混ぜてください。ゆで時間は1分半~2分くらいです。ゆで過ぎにはご注意ください。ゆで上がったらザルにとり、すばやく流水で水洗いしてください。コシが強い麺なので、冷やしても温かくしても、おいしくいただけます。

保管の際には湿気や、においに影響を受けないように、直射日光を避けて風通しの良い涼しい場所に置いてください。


有限会社 北田製麺工場

名水百選・島原で120年余り、ナチュラルカラーの手延べ素麺

島原市は60カ所以上にわたる湧水群があり、環境庁(現・環境省)の名水百選に選ばれた水の都です。素麺の歴史は古く、「島原の乱」(現・島原天草一揆)の後、幕府が行った移民政策で小豆島などから移り住んだ人たちにより伝えられたとも言われています。その歴史は370年ぐらいにもなります。

島原の海の玄関口、島原外港の近くにある北田製麺工場は、明治27年(1894)に創業しました。120年以上の歴史があり、現在5代目が素麺作りを継承しています。創業100周年を迎えた平成6年(1994)から、手仕事で行う「島原手延べ素麺」の製造に力を入れました。

素麺は小麦粉、塩、水を原料として製造します。厳選された小麦粉を使い、その粉の特徴を見極めて最大限に生かしながら、最高の状態に麺を仕上げていきます。ナチュラルカラーこそ北田製麺工場の特徴です。平成23年(2011)には長崎県優良特産品に認定され、日本全国はもとよりインターネットを通じて海外への注文も入っています。

2019.05.23